トップ
霊的な相談及び指導 スピリチュアルカウンセリング
大日本神相学派琉家 陰陽師 神政館

社会全般についての考察

«週刊誌の悪行・善行»

週刊朝日が橋下氏に「深くおわび」 出自巡る記事で 2012/10/18 22:42

朝日新聞出版は18日、今週発売の「週刊朝日」に掲載した、橋下徹大阪市長の出自を巡る記事に「不適切な表現が複数あった」として「(橋下氏に)不快な思いをさせ、ご迷惑をおかけしたことを深くおわびします」とのコメントを発表した。問題の記事は作家の佐野真一氏と同誌取材班による連載企画「ハシシタ 奴の本性」。橋下氏の父親の出身地や交友関係を記していた。橋下氏は激しく反発し、朝日新聞社や朝日放送の取材拒否を表明していた。

コメントで河畠大四・週刊朝日編集長は「不適切な記述を深刻に受け止めている」とし、次号に「おわび」を掲載するという。連載を続けるかどうかについて同社は「答えられない」としている。 橋下氏は「身分制、血脈主義に通じる考え方」と抗議。18日、コメント発表前に開いた定例記者会見で、朝日放送について今後は取材に応じる一方、朝日新聞社については取材拒否を続ける考えを示した。

押尾学事件で話題のあの元社長も週刊朝日に激怒 「噂を取材せず記事に」デイリースポーツ 10月18日(木)22時21分配信

自身の出自をめぐる記事で「週刊朝日」に対し、“徹底抗戦”の姿勢を表明した橋下徹大阪市長に対し、2009年の“押尾学事件”で話題を集めた「元女性社長」がツイッターで“橋下推し”のコメントを掲載している。この女性は有名下着ブランド「ピーチ・ジョン」の創業者で元社長の野口美佳氏。俳優・押尾学が麻薬取締法違反容疑で起訴(のちに逮捕)された際に、押尾がいた部屋を「提供した」などと一部で報じられ、「事件に加担したかのような印象を与えられた」として、報道した「サンデー毎日」の親会社である毎日新聞社を提訴した人物だ。

野口氏は18日、自身のツイッターで「週刊朝日に対する橋下さんの姿勢は当然と思う。わたしは押尾事件のとき週刊朝日にとんでもないデタラメを書かれて、裁判をした。法廷で記者の証言を聞き、悪意のある噂話を取材もせず記事にしていたことには絶句だった。裁判にはもちろん簡単に勝った」と明かし、橋下市長の姿勢を“後押し”した。続けて「朝日新聞社はジャーナリズムを見直し改めるべきだよ」と批判している。

また「名誉毀損裁判いくつもやった。全部勝った。だって全部嘘だもん!当然!あれらのストーリーが事実なら、わたし職も家族も友人も失ってますよ」と書き込んでいる。野口氏は1994年にピーチ・ジョンを設立。2011年には業績不振を理由に社長を退任。現在はバイヤー、デザイナー、プロデューサーとして同ブランドのクリエイティブ面に大きく関わっている。


何時だったか記事にしたが、週刊フライデーは間違いなく廃刊に追い込む。第四神相では廃刊に向けて作業中だ。今回の週刊朝日による橋下徹氏の連載記事は、確かに人間界の法や道徳に照らし合わせると問題が多い。此処で誰もが知っておく必要があるのは、特に文字で訴える週刊誌(雑誌全般)はある事無い事と言う観点からすると、その記事の殆どは無い事で埋め尽くされている。正確には事実を空想や言い回しで誇張して、数ある写真からその記事にあった形相の物を的確に選び出し、掲載する手法をとる。

つまり、他人の不幸(スキャンダル)を金に換えて家族を養っている連中の集まりだ。テレビやラジオなどのメディアに携わる連中も全く以て同じ人種と言える。テレビもラジオのコメントも実際には全てヤラセだ。真実を知りたい読者や視聴者は、そこから真実を読み取る事が重要だが、正確に真実の情報を読み取る事は困難だ。

新聞や雑誌は広告料で儲けている。売れ行きも大事だが、そればかり気にするのは沢山売れる新聞や雑誌は高額な広告料が取れるので、広告主に対しての営業行為が目的だからだ。政治家や警察専門の記者クラブは全て奴らの飼い犬だ。記者クラブとは、公的機関や業界団体などの継続取材を目的とするために大手メディアが中心となって構成されている任意組織だが、所詮、飼い犬は主人に逆らう事が出来無い。

しかしそうは言っても、これらのマスコミにも善行はある筈だ。記事を面白可笑しく書く事で、大衆は話の種に事欠かない。他人の不幸は蜜の味と言った所だ。事実、人は昔起きた不幸や苦労を何時までも自慢気に語り継ぐものだ。世界を見渡した時に、苦難を強いられている人々を、助けようともしない我々人間を見ていてもそれは明らかだ。もう一つの善行は少なからず見え隠れする真実と、告発記事により様々な悪事を暴く事だ。

そういった観点からも、一般大衆にとっては大切な情報源でもあるが、マスコミの性質を深く知った上で情報を上手に役立てて処理しないと、大衆は情報操作によって権力に支配されやすくなる。中国や韓国を見ていると良く理解できる筈だ。まあ、私がここで注意を促さなくても、日本人は全体的によくその事を知っていて、知的で冷静な国民性を持っている。

しかし、この世の真実は何処にあるのか?それは霊的な観点から言うと、貴方の頭の中にあるものが全てだ。世の中には善悪が無いように、真実も嘘もない。目の前で起こった事、耳や目に飛び込んでくる情報のそれら全てが事実であって、真実も嘘も無い。あるのは眼前にある事実のみだ。真実は本人だけが知っている。

神政館の館長をペテン師や詐欺師と思う人にとっては、それは曲げようの無い真実だ。現実に起こった事象を受け止めて、その情報を脳がどう処理するかは一人ひとりの問題だ。それこそが貴方にとっての真実だ。

事件や事故の真相でも、当事者に会って話を聞くと報じられた内容とのギャップに驚いた経験は無いだろうか。これは会社や学校などの組織でもよくある事だ。双方の話を直に聞くと、それぞれ自分に都合が良い解釈をして事実を語る。その時点で真実は隠蔽される。人生は良い事もあれば悪い事もある。その繰り返しのお陰で人は様々な情緒を経験し四魂に刻む事で成長する。

橋下徹大阪市長は、日本国の神界勢力(水分界)の論客だ。限定時代は人間に政治を任せては居ないので、政治や経済に何が起ころうと国民は自分を信じて生きてゆく他に道は残されていない。

今回橋下徹氏は週刊朝日の記事に触れ、危険な「身分制、血脈主義に通じる考え方」と抗議した訳だが、確かに現在の日本国においては、親や先祖がどんな思想を持ち、どの様な生き方を選んだからといって、その人の人格(人間性)が決められるものではないと言うのは正論だ。しかし因果因縁の法則を照らし合わせて魂の世界から観測すると血脈相承は否めない。

「蛙の子は蛙」その身体にDNAとして記録されている事は間違いないが、必ず同じ道を辿るとは決まっていない。というのも肉体には四魂が宿っているからだ。それでもこの世の肉体は、先祖の記録を宿している事は確かだから、安易に養子縁組をするのは危険な行為とも言える。そういう意味では家柄は大事だ。なので、血統の優れた男子が複数の嫁を娶るのは良い習慣だとも言える。しかし、因縁深いと思われる男子との結婚には注意が必要だ。

此の事からも、私の唱える因縁解法が、人生においても四魂にとっても如何に最重要課題かが伺えるだろう。


陰陽師・神政館 館長:山下款二