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大日本神相学派琉家 陰陽師 神政館

霊能者・宗教教祖の考察

«陰陽師・安倍清明»

現代の偽陰陽師や霊能者などの能力が極端に衰えているのは、頂点を極めた当時の偽陰陽師や霊能者の呪術を正確に伝承する者の存在が無い事が原因だ。

それに加えて著しい時代の変化で、当時の呪術(除霊加持祈祷を含む)の方法や神社仏閣の伝統的作法においても、現代には全くもって通用しないのが現状だ。

占学(せんがく)においても、世にある殆どの占いは意味を失いつつある。理由は簡単だ。安倍清明の時代を参考にすると、まだまだ霊的にも希薄で軽い念積だった時代には、人々の暮らしや社会の仕組みも簡単であった為に、星・手相・人相・生年月日・姓名判断等々と占いのジャンルは幾つもあるが、それぞれの占いだけで一応その人の過去から未来に至るまである程度の予測がつき、参考に出来た時代だった。

それらの占いを現在に当て嵌めるとなると、依頼者の因果応報も加速しているので、一つの占いでその人の過去や未来を見るには無理が生じる。つまり、仮に全く同じ人がこの世に二人居たとすれば、だいたいに似通った人生の筈が、過去生の行いが顕著に象意として現れる時代では、全く違う運命になってしまう。

もう一つ例を挙げてみると、名前の字画で此の人の性格は優しいだとか、此の星座の人は気が強いだとか言う場合に、統計学的なものが当て嵌まらなくなってきた訳だ。それぞれの抱えている因縁が加速してきたので、占い師にとって思いもよらない事が起きてしまう。

安倍清明時代の偽陰陽師や霊能者の呪術も、今では文化遺産とも言うべき錆付いた代物だ。神と呼ばれる連中の悪行までもが白昼に曝される現代においては、巷の神仏の力など通用する事は無い。

神政館を一人でも多くの縁者と縁を繋ぐ方法として、ブログ読者には手を煩わせるが、神政館のサイト〔螺神梁サイトを含む〕・ヤフーブログ両方に記事を書く事にする。


陰陽師・神政館 館長:山下款二