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霊的な相談及び指導 スピリチュアルカウンセリング
大日本神相学派琉家 陰陽師 神政館

霊能者・宗教教祖の考察

«魔物系の霊能者は三種類»

霊能者には大きく分けて三種類の者が存在する。魔物と手を組んだ奴、魔物に憑依されている奴、魔物に騙されている奴だ。中でもダントツに多いタイプは魔物に騙されている奴だが、薄々その事に気付いていながら後戻り出来ない奴が一番多いのが現状だ。真実を知りたくないが為に、自分の心を騙してその事には触れないように活動している。

霊能者の深層心理を私が代弁すると、肉体が滅んでも魂がある事だけはどの霊能者も知っていると言う共通認識がある。死後の世界に連れて行かれ、閻魔大王に生前の行いを尋問された時、人には自己防衛本能が働く。真実に目を背けるのは、自らの罪を自分も知らずに神と信じて行ったと言い訳する為のものだ。

私自身も霊能力者でありながら、この一種のタブーは私がブログの中で一番触れたかった分野でもある。巷の霊能者と呼ばれる連中は、とても悪因縁の濃い者の集まりで、大概は大病を患い生還した経験があるとか、難病奇病を現在も患っているだとか、死にかけたなど因縁深い連中である事は確かだ。

此処で説明する霊能者とは、霊能力が高じて最終的に宗教を立ち上げる事に成り、今では有名な宗教団体の教祖、特に創始者の事も霊能者に組み入れて話を進める。霊能者を名乗らずとも、超能力者や占い師や霊能坊主に霊能宮司などもその霊能者の類だ。更に箇条書きで付け加えて置く。

スピリチュアルカウンセラー・陰陽師・気功師・風水師・スピリチュアル系整体院・ヨガ道場・祈祷師・ユタ〔沖縄県〕・イタコ〔青森県〕・その他のシャーマンなどスピリチュアル係った連中の総称だ。

此処に挙がった連中で此の記事を読む機会に恵まれた者は、ある意味で幸運だと言える。此の記事を読んでも尚、己は当て嵌まらないと思うならそれだけで罪はひとつ膨れ上がり、府君庁に審問された折には言い逃れは出来ない仕組みに成っているからだ。

私自身も陰陽師を名乗り、第五神相にて活動中だが、縁者に霊能力者になって欲しいとは思っていない。己の持つ悪因縁に気付き、その因縁を清算できるほどの徳を積める人生を歩む為に努力をする人に成って欲しいと願っている。その為に頭を撫でて優しい言葉をかけるつもりは一切無い。あなた方の先祖霊も神社に居られる尊霊方も、ましてや第四神相〔神界〕の神々は我々人間の人生に直接関わることや、ある特定の人物〔霊能者〕に神示を下したり、耳元で人生の何たるかを唱えたり、人生のアドバイスを伝える事など有り得ない。ましてや、霊能者に霊能力を授けるなど以ての外だ。もし100歩譲ってそのような不届きな神仏が居ようものなら、此の私が成敗〔処罰〕する事を約束する。

その事を確かめるのは簡単だ。私のブログを読み、螺神梁で石のひとつでも購入して持ってみると良い。貴方の憑き物が魔物ならば、忌み嫌い何れ離れて行くだろう。そうなると憑き物からの霊力は衰えてしまい、その人本来の霊能力のみになる。四魂にまで魔物の憑依が及んでいる場合は石だけでの除霊は難しいが、その場合は本人が石を持つ事が困難になる。100歩譲って私が魔物だと仮定しても、貴方の憑き物が正邪の正であるならば、霊能力はそのままの筈だ。

霊能者と題して、数回に渡り霊能力者がこの世に誕生した過程と、その四魂の状態や如何にして霊能力者は魔物に騙されるのか解説してゆく。巷の議論の中には、誰が本物霊能者かだとか、誰が偽者霊能者などと知識の無い馬鹿な一般人が意見を交わしているが、私が説く霊能力者の解説によって霊能力者に関する全ての謎が解け、解決する筈だ。

最後にこういった解説を読む側の心得として知っておく必要があるのは、文字を読む事で得た情報の理解度はせいぜい三割〜五割程度のものだ。先日も思った事だが、冷却法の解説を見た読者〔縁者〕の感想や質問を見ても、著者の伝えたい事柄は思うほど伝わらないものだとつくづく実感した。文字で説明するには限界がある。例えば、二通りの意味合いに取れる事も多々あるだろう。そのような時は己にとって厳しい意見の方を採用する事だ。

それでは次回より、数回に渡って霊能力者の誕生から解説を始めようと思う。


陰陽師・神政館 館長:山下款二