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大日本神相学派琉家 陰陽師 神政館

社会全般についての考察

«大企業も悪質業者バランスを崩したら終わる»

近年限定時代を迎えた事で個人は勿論、悪因縁の加速に伴い各業界でも因縁が現象化している事は理解できると思う。

名の知れた大企業の体質や悪行の数々が噴き出している訳だが、何時の時代も人より大儲けをする為には詐欺まがいの商法を取り入れない限り儲かる事は無い。此の事については、何処の企業も反論は愚か異論など無い筈だ。そこで働く従業員やパート社員などには企業の因縁は無関係だ。それについては「善意の第三者」的な考え方を府君庁も採用しているからだが、もちろん度を越えた悪質な行為については因縁として残ってしまう。

1.ぜんいのだいさんしゃ【善意の第三者】 〔専門〕法当事者間に存在する特定の事情を知らない第三者。

有名な企業家や企業の経営理念など全て建前のもので、聞いて呆れるものばかりだ。ある企業の創業者が起こした○○○○塾も同様で、塾出身の政治家を見ても、綺麗事だけでは世の中は割り切れない事がよく分かる。創業者自身も、悪行の末に会社が利益を生み出し、自らの悪行に気付いて心のバランスを考えた頃の経営理念だから、それを他人が学んでも一切意味が無い。

企業に対する悪口でも批判でもない。これが真実だ。一方で企業も悪質な詐欺まがいの行為を織り交ぜながら商売を続けて金儲けをし、その代わりに大勢の雇用を生んで莫大な税金を支払って国の経済を支える訳だから、良い側面も持っている。此のバランスが取れていると神界勢力の守護も力を発揮しやすくなる。

しかし、経営者サイドの下品な経営方針が何時までも続く様なら、因縁を加速させるか経営者を入れ替えるか、会社を倒産させるしか方法はない。

大企業やそこそこ大きな企業で働いている従業員の皆さんは、自分の勤める会社の悪行はご存知の筈だ。その逆に社会へ貢献している事も知っている。企業と言うのは、企業が奏でるイメージのように、内容に関しては決して正業とは言えないものだ。現代日本の大企業に躍進している企業もあるし、その逆に経営不振に陥り海外の企業に身売りする企業もいる。果てはM&A〔企業の買収・合併〕を仕掛けられ溺れる寸前の企業も多い。

此れも陰陽のバランスを崩した事で現象化する自然淘汰の作用だが、現在自分の会社や商売や人生にも肉体にも行き詰った感があるなら、それは四魂の善徳と悪徳のバランスが崩れたからだ。此のバランスさえ取れていたら、究極の意味では少々の悪因縁があったとしても、それなりに人生は歩めるものだ。あいつは悪運が強いなどと言う事がよくあると思う。病に侵されても、犯罪を犯しても、それはそれなりに良い人に巡りあって助けて貰える事もある筈だ。それこそ徳が残っていると言う事だ。

実際に、何とか私の元に辿り着いて私が手を差し伸べても、悪因縁のバランスの影響で縁を切られる事もある。しかしそのような人は過去に数名居ただけで、殆どはその手前で弾かれる事になっている。つまり私に好まれる所作と常識と素直さが無い限り、私について来る事は不可能だ。

四魂のバランスを崩すとその人の人生は滅茶苦茶になる。最終的に歳を重ねて人生を振り返ると、未練が残る人生になる筈だ。バランスはセンスだから、バランスの良い人は人生の歩み方や心の有り方においてもセンスが良いものだ。素直でなかったり不平不満が多いのは、センスが無いからだ。

誰にでも金を儲ける事は必要だ。綺麗事だけでは金儲けもままならない。時には不正も必要だ。悪行を辞めると儲からなくなるので、悪行を辞める必要は無い。バランスを旨くとれば良いだけの話だ。


陰陽師・神政館 館長:山下款二