陰陽師 神政館 山下款二 陰陽師の使命は、日本国の国魂天皇陛下の霊的守護が目的だ。森羅万象の取り締まりも使命の一つだが、世界中の神々や人間の持つ因果因縁の解法や魔界の調伏も重要な神業だ。
[ 神業記録 久米南町 上籾 ]
久米南町 上籾(雷神宮神業)
平成24年6月3日、神目奥の院の近くの雷神宮より尊霊が来られて神社を清めて欲しいとの事で、久米南町上籾の山奥にある雷神宮の神業に向かった時の写真だ。
雷神宮の祭神は火雷神之命(ほのいかづちのみこと)だ。主に農業を営む村人が信仰した神だが、その他には武将が戦果を挙げる為に天候を味方につける意味で信仰した神だ。雷神の起こりは、池や沼や川に住む龍神が、天に昇り雷神に成るという説と、村人の雨乞いの祈願を、龍神が天に昇り雷神に雨を降らせるように知らせるというものがあるが、そのどちらも正解だ。
写真の雷神宮は山道から横道に登る形で鳥居があり、その奥に小さな祠があるだけの雷神宮らしい佇まいだ。
棚田の写真は、此処神目では田植えの時期が始まったばかりで、美しい田園風景だと思い撮ってみた。此処に住んでみて、年老いた農家の人たちの棚田を使った稲作の苦労を見ていると、米の飯が食えると言うことの有り難味と、国産米が如何に安いかが理解できた。
近所で仲良くしてくれている農家の小父さんが、私が一年間の米を何百キロも貰うので、今年は休耕田を幾つか復田してくれた。
この写真は私が現地を歩きながら撮影したものだ。
神業の道筋を私と共に辿る事ができる。
陰陽師:神政館 館長