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[ジョン・タイターの正体]

«ジョン・タイターの正体»

此の人物の情報は、螺神梁の店長から教えて貰った情報だ。非常に面白いので頭を休めるにはもってこいの話題だ。文章が長いので、アドレスを貼り付けようと思ったが、パソコン利用の読者以外の人にも見て貰う為に、少々長いが貼り付けさせて貰う事にした。

この人物は全米で都市伝説ブームになったそうだが、アメリカの事なのであくまでも噂に過ぎない。下記からはジョン・タイターの解説になるが、熱心な読者の皆さんなら、象意の見方や予言や占いの理論が少しは分かると思うので、理解できる筈だ。

まず最初に、此のジョン・タイターの正体を天律地律の範囲内で紹介する。彼の四魂の出所は、アフリカ尊霊界の書記官を務める四魂だ。人間に転生してから暫くして、書記官当時の記憶が一部よみがえり、自分が未来から来たと錯覚し混乱している状態だ。

更にややこしいのは、アフリカ尊霊界の書記官とは、彼の四魂の経歴の一つだ。その後の転生の記録は調査しても今のところ出てこない。それは彼が元々転生を繰り返している世界は、現在我々の生きている宇宙とはまったく違う並行宇宙だからだ。数ある並行宇宙の中の一つだが、彼は未来から来た訳じゃない。そう珍しい現象ではないが、何らかの事情により彼(ジョン・タイター)が本来住む宇宙ではなく、我々の住む平行宇宙(並行世界の本線)に転生したようだ。彼が住んでいた並行宇宙は、我々の住む本線の世界よりも歴史が進んでいて、それなら未来人じゃないかと思うだろうが、我々とほぼ同じ時間軸の存在だ。

例えば、左右に蛇行して流れるアマゾン川を時間の流れと考えてみよう。川の源流から同時に始まる水は、同時に一斉に流れて行く訳だが、川の地形や左右の蛇行を繰り返す事で、淀みができたりする事で、同時に流れた水は本流から外れる事無く流れに乗れる水もあれば、渦に巻き込まれて一時停滞する水もある。同じ時間から流れ始めた水も、その流れによって海に辿りつく時間がそれぞれ違ってくるように、我々の住む地球上であっても、場所や人によって時間の流れが違う。ましてやそれが並行宇宙ともなると時間の流れの違いから、同じ時空に存在していても、歴史に数十年の差がついてしまう事も多々ある。

私を例にしても同じ事が言える。私の住む第四神相では、時間は第五神相の現地時間よりも約30年〜70年は進んでいる事に成る。年数に幅があるのは、第四神相は広大で階層も多いから、何処を基準にするかでも大きく違うからだ。此の時間差と言うのは、第四神相で今起きた事件や事故が、第五神相での30年〜70年先に現象化する訳だから、第五神相から観察すると私は未来から来た四魂と言う事が言える。しかし実際は同じ時間軸での出来事であって、その中で30年〜70年の開きがあると言う事だ。

これに関しては、一度で説明をするのは難しいので、この先ブログを続ける中で徐々に理解してゆけるだろう。と言うのも、人間が幾ら頑張っても神を理解出来る日が来ないように、ましてや人間界に居て並行宇宙や神々の世界の事は到底理解出来る筈は無いからだ。

少し難しいが、彼にとってこの時間差が「自分は未来から来たのではないか」と勘違いする所だ。従って彼の記述は予言ではなく、彼は未来から来たと言っている以上、住んで居た世界での過去の歴史を綴った事になるのだろう。

ジョン・タイターについて書いてある著書もあるようだ。未来人ジョン・タイターの大予言―2036年からのタイムトラベラー (MAXムック) [ムック]アマゾンで中古書籍で販売されている。



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2036年からやって来たタイムトラベラー・ジョン・タイター

ジョン・タイター:wiki

ジョン・タイターの地図:ヤフー検索


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No.158 2036年からやって来たタイムトラベラー・ジョン・タイター

▼アメリカの掲示板に現れた未来人

2000年11月、アメリカの、ある掲示板に「私は2036年の未来からやって来た。」という書き込みがなされた。投稿者の名前はジョン・タイターと書かれてある。文章がこれだけで終わっていれば、それは誰も相手をしないようなイタズラ書き込みとみなされるが、この場合の彼は違った。

彼の住んでいる未来の世界で起こった出来事などを語り始め、また、2000年以降に起こるであろう事件の予言めいた文章も投稿し始めた。最初は本気にしていなかったユーザーたちも、次第に彼の話に興味を持ち始め、次々と質問が寄せられるようになった。

自称タイムトラベラーであるジョン・タイターは、この掲示板で山のように寄せられる質問に対し、極めて真面目な態度で丁寧に答えていった。彼の話は、近未来に起こるであろう出来事の話だけではなく、タイムトラベルの理論や時間の概念、未来人が過去に来て歴史はどうなるのかといった歴史干渉の話などにも及び、掲示板のユーザーたちと熱いやり取りが交(かわ)わされた。また、自分が乗ってきたタイムマシンの説明や操縦マニュアルの写真、推進原理図の一部なども掲示板で公開した。

タイターは、2036年の世界では軍人であり、この現代には軍の任務でやって来たという。そして掲示板に登場してから4ヶ月後、タイターは「任務を完了したので帰還する。」という書き込みを最後にネット上から姿を消してしまった。

ジョン・タイター自身、此の世界で生まれた人間の一人だから、書き込みの内容に関しては、オーバーに書いた所や知識にない事柄も憶測で書いた事は言うまでもない。このような任務は存在する事は無いが、彼が本線の宇宙に転生してきたのも、産まれ育ってきた中でよみがえった過去世の記憶も、正当な範囲内での現象なので、世界に与える悪影響は無いという事で見逃して貰えたようだ。

▼タイターの発言した未来の出来事

ジョン・タイターが、ネット上から姿を消してから8年後の2009年、すでに世間から忘れられかけていたが、あるメディアがこのジョン・タイターのことを取り上げたために、タイターは再び世間の注目を集めることとなった。あの当時は漠然(ばくぜん)とした予言のようだった書き込みが、2009年の時点で思い起こすと、当たっているものが結構あったのだ。

●(2000.11.02)約1年後にはCERN(欧州原子核研究機構)で、タイムトラベルの基礎研究が始まり、2034年にタイムマシンが完成する。<※欧州原子核研究機構 : スイスのジュネーブにある、世界最大規模の素粒子物理学の研究所。>→ 欧州原子核研究機構は、2007年に完成予定である大型加速器を使用する実験で、小規模のブラックホールが作れる可能性があると発表した。ブラックホールを利用した時間旅行の基本となる研究が開始されることとなった。

●(2001.02.08)ペルーで地震が起こる。その地震の日を予言することも出来るが、それを行うと死ぬべき人が生き、生きるべき人が死ぬということが起こってしまう。→ 2001年6月23日、ペルー沿岸でマグニチュード7.9の大地震が発生。大変な被害が出た。

●(2001.02.08)ローマ教皇が交代する。だが私は新教皇の名前は知らない。→ 2005年4月2日、ヨハネ・パウロ2世が死去。4月19日にベネディクト16世が新教皇となる。

●(2001.02.19)中国は、もうすぐ有人宇宙船を周回軌道に乗せることが出来る。→ 2003年10月15日、中国は初めての有人宇宙船「神舟5号」の打ち上げに成功した。

●(2001.02.25)イラクが核兵器を持っていることを知ったらあなたは驚くだろうか。それともイラクの核兵器とは、戦争のための偽(いつわ)りの情報に過ぎないと思うだろうか。→ 2003年3月19日、アメリカとイギリスの連合軍は、イラクが大量破壊兵器を隠しているという理由で空爆を開始し、第二次湾岸戦争が勃発(ぼっぱつ)した。後にアメリカ調査団によって大量破壊兵器は存在しないと発表されたが、大量破壊兵器(タイターの言う核兵器)を理由にした、イラクとの戦争開始を示唆(しさ)している発言である。

●(2001.03.24)人は絶えず死んでいる。その多くはクロイツフェルト・ヤコブ病によるものである。この病気がいかに深刻な被害をもたらすかを言っておきたい。→ 変異型クロイツフェルト・ヤコブ病と狂牛病は、非常によく似ていることから、同じ病原体によるものと現在では結論が出されている。アメリカにおける狂牛病の発生を示唆(しさ)した発言である。

当たった予言やタイターの知識などから、「彼は本物の未来人だ。」と信じるユーザーがネット上で急増し、タイターは再び議論の種となった。

▼タイターが2036年からやって来た理由

タイターの話によれば、彼はいったん1975年にタイムトラベルして、自分の父方の祖父に会い、その後、自分が生まれた1998年に来たと言っている。そしてそこでフロリダに住む自分の両親と生後2ヶ月の自分自身に会い、4人で一緒に2年ほど暮らし、2000年になってから掲示板に書き込みをするようになった。タイターは2036年でもフロリダに住んでいるという。タイターの両親たちは、この成長したタイターが、今、自分たちの幼い子供の未来の姿だということは認めているらしい。

同居している間にタイターは、2000年問題で起こる混乱や災害から逃れるために家族に引越しをすすめている。タイターのいる世界では2000年問題で大変な混乱が起きたらしい。実際に一家は引越しを行ったというが、こちらの世界では2000年問題は別に何事もなく終わった。このことに対してタイターは大変なショックを受けたという。

<2000年問題 : コンピュータ内部での日付の表現方法が問題で、西暦を下二桁だけで表現している場合(例えば1998年を98年と表記)、2000年になった時、それをコンピュータが1900年とみなしてしまい、それによって様々な機械の誤作動が起こるのではないかと危惧された問題。

具体的には発電・送電機能の停止や停電、水道が止まる、航空機・鉄道機関が停止、銀行・株式市場の機能停止、通信機関が使えなくなったりミサイルの誤発射などが心配されたが、特に大きな問題は起きなかった。>

彼は2036年の世界では、軍に所属している軍人で、自分が過去の世界にやって来たのは、ある任務があるからだという。

タイターのいる世界では、2038年1月19日3時14分7秒を過ぎるとコンピュータが誤作動を起こす可能性があり、その時に世界は大変な混乱を起こすだろうと予測されている。かつて騒がれた2000年問題のようなものが2038年にも起きるというのだ。<2038年問題 : ウィキペディア フリー百科事典>この問題を回避するためには、IBM社製のコンピュータ「IBM5100」が必要であるという。IBM5100は、タイターのいる時代には、もう古すぎて現存はしていない。

このIBM5100には、UNIX系の各コンピュータ言語と、古いコンピュータ言語を翻訳する機能が搭載されており、旧型コンピュータを動かし、「2038年問題」を回避するためにはどうしてもこのコンピュータが必要なのだという。タイターのいる世界は2036年であり、あと2年後に迫った2038年のために、まだ「IBM5100」が現存している、この世界に来たのだという。

実際、「IBM5100」には掲示板でタイターが指摘した通りの機能があり、この機能は説明書にも記載されていないし、これ以降の機種にも搭載されていない。タイターの発言を受けて、地方新聞のインタビューに応じた元IBMのエンジニアが、「なぜタイターがこの機能のことを知っていたのか、驚きだ。」といった発言をしている。

タイターの父はIBM5100の開発に関わった技術者でもあり、タイターがこの役目に選ばれたのは、それが理由ではないかと言われている。


先に解説したように並行宇宙の中には、我々が住んでいる地球の未来的な姿が既に訪れている世界は幾つも存在する。其処の世界での記憶を持っている彼にとっては、似通った此の世界もきっと同じような未来を辿るのでは無いかと思ったようだ。

コンピューターの件に関しても、彼の元の世界でも同じようなコンピューター技術なので、歴史が先に進んでいる以上、此の情報を知っていること自体は何ら不思議な事では無い。

▼未来人が過去に来ることによって、歴史は変わらないのか 〜 タイムパラドックスとパラレルワールド 〜

未来人が過去の世界に来て、今後起こる事件や天災の情報を教えたり、何らかの行動を起こしたりすれば、本来起こるべきことが起こらなくなったり、歴史にはなかったことが起こったりする場合が出てくる。

タイターが未来の世界へIBM5100を持ち帰ること、掲示板で予言のような発言をすることによって、我々のこの世界の未来が微妙に変わってしまうことはないのか。

こういった点についても掲示板でかなり突っ込まれた質問があったという。こういった問題に対してもタイターは真面目に返答を返した。

時間旅行が可能になることによって生じる様々な矛盾(むじゅん)を「タイムパラドックス」という。

未来の人間が過去の世界に来て、本来の歴史にはない行動を起こした場合、どうなるかということであるが、掲示板のやり取りにおいてもタイムパラドックスは議論の種となり、この点についてもタイターは説明を行っていた。

タイムパラドックスで有名なものに「自分殺し」の理論がある。未来の自分が過去の世界に行き、そこで過去の自分を殺した場合、未来の自分はどうなるのか、ということである。

この「自分殺し」の疑問に対する回答は3種類が考えられている。

1つ目は、色々な外的要因が働いて、何回挑戦しても殺すことは出来ない、すなわち歴史は変わらない、とするものである。

2つ目は、「殺すことは出来る」とするものであるが、殺した瞬間、未来の自分は消滅する。未来の自分が存在しないということは、過去に行った自分も存在しないということになる。これは矛盾しており、あり得ない答えである。

3つ目は「パラレルワールド」によって説明しようとするものである。

パラレルワールドとは「並行世界」「平行世界」などと訳され、この現実の世界と同じ時間の流れで存在する、別の世界のことを指す。

このパラレルワールドは無数に存在し、例えば今現実の自分が、去年会社を辞めて転職していたとする。ところが、パラレルワールドの中の一つの世界では、まだ会社を辞めていない自分がおり、また別の世界では失業中の自分がいたりする。

国の政策を決定するような人物についても同じようなことが言え、それぞれのパラレルワールドでは世界の発展の仕方も違ってくる。パラレルワールドの中には、今自分たちがいる現実世界と極めてよく似た世界もあれば、全くかけ離れた歴史をもった世界もある。

同じ地球でありながら、「現実とは違う別の世界が多数存在している」という考えは、「地球は一つ、自分は一人」という固定観念を持っている人には、受け入れることが難しいかも知れない。

一般的に「この世とは違う別の世界」と言えば、大体の人は「死後の世界」や「天国と地獄」などを連想する。そして、これらの存在を信じている人も多い。だが、「死後の世界」や「天国・地獄」がどこにあるのかと聞かれれば、誰も答えることが出来ない。

パラレルワールドと「死後の世界・天国地獄」は全く違うものではあるが、パラレルワールドがどこにあるかと言えば、そういった感覚で理解するしかない。

タイターも言っているが、自分が過去の世界に移動する場合、自分が元いた世界の過去に正確に移動することは不可能だという。たどり着いた過去の世界は、極めて良く似てはいるが、わずかに違う別の世界であるらしい。

そこで自分殺しを行った場合、自分が殺した過去の自分は、別の世界(別のパラレルワールド)の自分であるから、未来から来た自分自身には何の影響もない。自分殺しは成功し、未来の自分が消滅することもない。

そして殺された時点で新たなパラレルワールドが分岐し、世界が一つ増える。過去や未来を行き来する場合、このパラレルワールドの考え方が最も合理的となる。

タイターによれば、パラレルワールドはいくつも存在するのでタイムパラドックスは起こらない、としている。つまり、過去の自分を殺すことも、仮に自分が生まれる前の親を殺すことにも矛盾はないということになる。

タイターは掲示板において、タイムパラドックスの説明をする際に、パラレルワールドのことを「ワールドライン」と呼んでいた。

日本語サイトではこの「ワールドライン」は「世界線」と訳されている。(※以下、「パラレルワールド」はタイターの表現通り「世界線」と表記。)

タイターも、「異なる世界線に移動するので歴史が変わることはない」「なぜこの時代の人々はパラドックスが起きるのかどうかをそれほどまでに気にするのか理解出来ない。」という書き込みをしている。

▼タイターの書き込みは予言ではなく、自分の世界で起こった出来事タイターによれば、最初に訪れた1975年の時点で2.5%の世界線のズレが生じたという。

時間を移動した時に、正確に自分が元いた世界線の過去に移動することは現在のところ不可能であり、これはタイターが、自分が元いた世界へ帰る時も同様で、極めて良く似た世界へは帰れるが、正確に自分のいた世界線へ帰ることは出来ないという。

タイターが書き込みをした未来の出来事は、当たったものもあり、はずれたものもありで、これらの書き込みはタイターが、自分のいた世界で起こった歴史を書いたものであり、それを2000年の時点で書くので2000年以降の事件は予言と受け止められてしまうが、タイター自身、「この世界と自分のいた世界では2.5%のズレがある」と言っている以上、それはこの世界に対する予言ではないし、全てが当たるはずもない。

タイターの住んでいる世界と我々のこの世界では、世界の発展の仕方や出来事の内容も違ってくる。ただ、共通したことも多く、起こった出来事の結果も同じになる。社会全般の人々の考え方や行動が極端に変わらない限りはそうなるらしい。


此の手の話は、興味がある人にとっては実に面白く興味深いだろう。私も日本語訳の未来人ジョン・タイターの大予言―2036年からのタイムトラベラー (MAXムック) [ムック]を購入したが、まだ手元には届いていない。なので何処までジョン・タイターが、タイムパラドックスやパラレルワールドについて解答解説しているのか定かではないが、私流に解説しておこう。

過去や未来と言うのは、過去は過去として未だに存在し、未来は未来として既に存在している。まずは過去からだが、我々の住む此の世界から見た同じ時間軸の中にある過去も複数ある。別の並行宇宙(パラレルワールド)にも、それぞれ複数の過去が存在する事は言うまでも無い。それぞれの並行宇宙には、そこの魂が採用している本線の過去が存在する。

話がややこしくなるので、私たちが今住んでいる世界の話に限定する。つまり、仮に昨日自分が自殺した並行宇宙が存在していても、現在の自分の行動の記憶では昨日自殺していないからこそ現在がある訳だ。先に述べた昨日自分が自殺した過去は、本線の自分(魂)が自殺しなかった訳だから、本線として採用した過去では無いので、別の枝分かれした並行宇宙(パラレルワールド)の過去と言う事に成る。つまりジョン・タイター本人も言っているように、本当の自分の居た本線の過去に戻る事は不可能だ。

このように、一言で過去と言っても、毛細血管のように枝分かれした複数の過去が無数に存在している訳だ。但しどの世界を四魂の経験の場(輪廻転生を繰り返す世界)として、時間軸に取り入れて採用しているかが重要だ。だからと言って、自分が事故に遭った世界と、事故に遭わなかった世界があって、本線の世界が事故に遭っていない世界であっても、事故に遭った世界の自分は誰なのかと問われたら実は自分自身なのだ。

もう一つ知っておく必要がある事は、並行宇宙(パラレルワールド)は可能性の数だけ存在する。四魂の記録(悪因縁や善因縁など)に沿って、起こりうる可能性の数だけ過去も未来も存在する。従ってどの過去や未来においても自分は自分に違いない。但し、本線に採用された世界での出来事では無いので、もちろん自殺や事故に遭った過去は存在していても、四魂の記録には残らない。

ジョン・タイター自身が言っているように、本線の自分が元居た過去にも戻れないし、その元居た場所から自分の過去にも行けない。これがタイムパラドックス(例えば過去の自分に会う事で未来が変わるのではないかとか、過去の自分を殺したら今の自分が生きている事がおかしくなると言った矛盾)の答えとしている。つまり本当の自分の過去や未来へのタイムマシンによる移動は不可能だと言っている訳だ。この程度の一問一答がそんなにアメリカで話題になるとは・・・これが本当ならやはり程度が低いと言える。

ジョン・タイター自身が、タイムマシンで移動して此の世界に来た事は真っ赤な大嘘だが、確かに彼らの技術では本線の過去にタイムトラベルする事は無理だ。本線の過去にタイムトラベルする技術は、水分界しか持っていないし、水分界以外に正当に過去を行き来する許可も与えられていない。我々は此の過去世にタイムトラベルする技術を駆使して事件のあった過去世を見つけ出し場所を特定して、因縁解法(過去生の書き換え及び削除)をする訳だ。

次は未来だ。未来においては、現在の我々から観察するとまだ迎えて居ない世界だから、未来など存在しないと思っている人も多い。本当に未来が存在していないなら我々の世界は此の瞬間で終了に成る筈だ。時間の流れがある限り可能性の数だけ未来は存在する。従って未来に行く事は可能だと言う事になる。その代わり過去へのタイムトラベルと違って、人類の未来を知りたいなら、現在を研究して限りなく本線として採用されるであろう未来を予測して旅立つ事が重要に成る。なので遠ければ遠いほど、未来を予測したり予言する事は我々でも難しい事だ。

つまり預言者や占い師が予言した未来は、予言した時点ではどれも根拠の無い出鱈目でない限り、その予言は当たっているとも言える。予言者の予言が外れるのは、その後依頼者が予言通り の未来を選択しなかったからとも言える訳だ。。予言した未来があるのは確かだから、予言が外れたと言うのも少しおかしいとも言える。もちろん、本線を予言したのであれば、それは予言が当たらなかった訳だ。

最後はタイムパラドックス(時間旅行による矛盾)の解説だ。大筋では、ジョン・タイターの解説で間違いないが、「事実は小説よりも奇なり」本線の過去に戻る事は可能だと言った。本線の過去に戻らないと事件事故の削除は不可能だ。本線の過去での作業を本線の現在に反映させないと、象意は得られない筈だ。

よく言われているのが、過去の自分に出会うとどうなるのかというタイムパラドックスだが、普通はどうにもならない。タイターの説明にあるように、次の並行宇宙が枝分かれするだけだ。現実の未来に居る自分には何の影響もない。つまり過去の自分に出会ったとしても、それは違う過去であり過去の自分と会ったという未来が構築されるだけだ。では、過去の自分を殺せるのかという事だが、自分で自分を殺す事は可能だ。これも同じく、未来から来た自分に殺されると言う過去と未来が出来上がるだけの事だ。

天律地律(第四神相での法律)の関係で、実際はこのような事は出来ないが、許可さえ下りれば可能な事だ。此処では理論上と言う意味で話を進める。

例えば去年私が交通事故で怪我をしたとしよう。一年経った現在でもその怪我の治りが悪い状態で、事故の後遺症に悩んでいる。この時点では、去年交通事故で怪我をした後の未来を選択している。個人の都合で、現在選択しているこの世界を、事故に遭遇していない世界の未来と交換する事は許可されていない。しかし、本線の過去に戻って事故に遭う前の私に会い事故を避けさせるとする。その事で、本来の事故直後の怪我をした私の居る世界は選ばれる事は無い。これで事故を回避し解法(削除)した訳だ。此処で一番問題なのは、私や事故の関係者を含む人たちの記憶の問題だ。事故はそもそも無くなった訳だから、本線の現在の私の怪我や関係者の記憶が消されると、色々と矛盾が生まれてしまう。更に深く切り込んで行くと、事故が起きない事で救急車の出動が無くなったという新たな現実がそこに生まれるし、病院にも行った筈が行かないのでカルテから私が消える。たった一つの事で全く違う世界に入れ替わってしまう訳だ。

通常は、現在の記憶が大きく変化することで、関係者同士の記憶に矛盾が生まれすぎて問題に成る場合は、現在に著しい影響を与える場所は触らないのが鉄則だ。此の場合の対処は、私が事故に遭わなかった過去を本線として採用し、事故に遭った現在の時間軸に繋げる方法をとる。そうする事で、現在に生きる私の記憶も身体の怪我もそのままにして、過去だけを変えてしまう。それで記憶の問題は全て解決した。逆に言うと事故をしていないにも関わらず、怪我をした状態になる訳だ。此の矛盾を受ける時間を調整して、怪我に象意として反映させると、怪我の治りや回復のスピードが速くなったり、より良い薬や治療法に恵まれるなど、事故の削除がもたらす事故が無かった未来に戻ろうとする力を利用して、因縁解法の効果を期待する訳だ。

実際の因縁解法では、今生での事故を解法して、今生直ぐにその効果を出させると、色々と問題が起こりやすいので、通常近場の過去を解法に使用する事は無い。此のケースの場合は、今生因果因縁によって、交通事故に遭遇する事に成った過去世での因縁を数ヶ所探し出して、現在の記憶などに影響の出ない過去世にまで時間軸を遡り、事故の元に成る原因を削除する訳だ。

余談だが、四魂活法を実行すると、今生の遠い記憶の行き違いは生じてしまう事が多い。もちろん天律地律に触れない範囲での事だ。例えば小学生の頃の友人との遊んだ記憶が、自分だけ友人たちの記憶と違うなどの現象だ。此の程度ならよくある記憶違いと言うことで問題は無い。

もう一度言うが、血管のバイパス手術のように、過去を幾ら変えても現在採用している時間軸に繋げれば、何も問題は起こらない。私たちの知る日本の歴史も世界の歴史も、実は解法によってかなり変わっている。例えば暗殺された人が、暗殺されていない過去に変更してあったり、沈没した筈の船が沈没していなかったっり、30歳で亡くなった重要人物を長生きさせたりと、皆さんの知らない所で過去の歴史は日々変化していると言う訳だ。

▼タイターのいる世界の歴史



「ジョン・タイターが予言した2020年の日本地図」が話題になったこの地図は 2003年頃に公開されたものだそうである

蝦夷共和国政府管理区域立ち入り禁止新大和皇国「新首都 岡京」 −−−この地図を2011年頃になるまで、何故にこのような地図になるのか理解できなかったしかし、2012年の現在になると、311の地震と原発爆発事故に依る放射能汚染された土地が「政府管理区域立ち入り禁止」とその後の核放射能汚染地図と良く一致するようになってきたことであるその後のシュミレ−ションによる汚染予想でもその傾向は強まるようだ2012年07月の上旬の現在は まだ2020年の日本地図のように分割統治されていないただ、これも時間の問題で早かれ遅かれ実現するのであろうと考えざるを得ない状況になりつつある

結論として、ジョン・タイタ−なるタイムトラベラ−の正体はわからないが、提出された「ジョン・タイターが予言した2020年の日本地図」なるものは 2003年頃に提出されてから8年後以降に現実ののとなりそうである。

そこで、ジョン・タイタ−なる人物の追跡は さておいて、この地図が正しいものとして、この疑問点「新首都 岡京」について検討することにした何故に疑問かと言えば、「新大和皇国」は 関東以南の日本全土が指定されているそうすると、現日本政府が、皇室を京都に戻そうとしていることや首都機能を大阪に移動させようと公然と画策していることと矛盾するのである現日本政府は政府機能を京都と大阪に移設、歴史的に言えば明治維新前の状態に戻すことを2012年の現在は画策しているしかし、大凡8年後の2020年には 京都・大阪でなく、大和朝廷誕生以前の吉備の国の首都の岡山市となっていることであるそうすると、この8年間の間に、京都・大阪から岡山へ遷都し直さなければならない事態が発生することを意味していることになる

京都・大阪への遷都を止めなければならない理由を考えていたら、「停止した若狭湾の大飯原発を再稼働する」と騒いでいたそこで、この若狭湾の周辺の原子力発電他、関連施設に事故が発生したとしての「核汚染シュミレ−ション」地図を探して比較してみた。そうしたら、これらの原子力発電所や関連施設に事故が発生したときのシュミレ−ション地図が見つかったその内容によれば、京都も大阪も大気の流れから重度の核汚染に襲われことが明らかであることが理解できる


ジョン・タイターについては、詳しい経緯をまだ調査できていないが、上記の写真はジョン・タイターのいた世界(2020年)の日本地図だそうだ。ジョン・タイターの正体が、我々と違う並行宇宙の存在であれ、同じ人間には変わりない。彼が実際に自分の記憶を頼りに此の記述を書いていようと、夢や思い付きで記述していようと、その発想元に何者かが介在していればそれは重要な資料に成りえる。

予測や予言自体に驚く必要は無い。明日の天気や最近では週間天気予報や月間天気予報も出す時代だ。何を根拠にしようと、未来は誰もが予想しているので、未来予想自体はあまり興味は無い。

ジョン・タイターの予言の当たる確率が非常に低いからこそ、こういった掲示板に書き込む前に、彼の情報が私の元へと入ってこない一番の理由だ。第四神相がどの未来を選択するのか情報は何時も握っている。未来が分かるなら、金儲けは簡単だ。だからこそ未来の事は、天律地律により厳重に縛られていて明かす事は許されない。しかし、このように悪影響を与えることが無い程度のものなら、何ら問題ない訳だ。

象意として興味深いのは、彼の書いたものを翻訳した人がどれだけ正確に描写できたかでも、かなり内容に違いがある筈だ。象意の場合は、その翻訳者の癖や勘違い等々も含めて象意に出るので、私がネット上で採用したジョン・タイターについて資料で此れで何ら問題は無い。

まず、ジョン・タイターが何故日本国を取り上げて書き込んだのかと言う事と、首都移転計画や皇居の移転先を京都や大阪でなく、何故岡山県(新首都岡京)だと指定しているのかだ。指定していると言うよりも、彼の世界での日本地図は既にこのように成っているのかも知れない。

象意の話だから、タイターの意見など此処では問題ではない。面白いのは、第四神相での皇居の移転候補地に岡山県が挙がっている事だ。他にも近畿各県のどこかにも候補地があるが、中国地方の岡山県が候補地に選ばれた理由は簡単だ。世継の四魂である私自身が岡山県に居るからだ。世継照大君の分身(わけみ)である私が、岡山県に奥の院を構えている事がその象意だ。

並行宇宙(パラレルワールド)は、どこの並行宇宙も全て似通った世界の集まりだ。本線の並行宇宙(パラレルワールド)に近ければ近いほど、入れ替わっても殆ど気づく事が無いくらい似通った場所も存在する。かなり前にブログにも記述したが、ある程度古い人間の四魂の多くは、他の並行宇宙(パラレルワールド)で輪廻転生を繰り返す事も多々あるし、また地球以外の人間が暮らす星での輪廻転生も多い。その他には、それぞれの四魂の創造神(魂の本霊「親」)が主宰神として統治する星もある。

宇宙は広大で第四神相でさえ全てを把握している訳じゃない。ましてや本線の並行宇宙(パラレルワールド)よりも遠く離れた世界の事など把握している訳も無い。我々と全く別の並行宇宙(パラレルワールド)にも、国萬創主大神がそれぞれ存在し、三九羅も世継も存在している。程近い並行宇宙(パラレルワールド)の住人とはお互い協力関係を維持しながら、世界は平和に向かって構築されている。その為には、宇宙の本線である我々の世界がしっかりと構築される必要がある。

ネット上で出回っているジョン・タイターが描いたとされる2020年の日本地図。これと同じ画像が様々なブログで紹介された。

東北関東が立ち入り禁止区域になっており、青い枠内の中心である岡山が新しい首都になっている。本当にタイターが描いたものか、2000年2001年の時点で本当にこの地図があったのかどうか真偽のほどは不明である。 タイターは、掲示板において、自分が住んでいた世界について多くの発言を残している。

それによると、タイターのいた世界では、2000年問題の時に大変な混乱が起きたという。そしてこの2000年問題で起きた混乱や災害が後にアメリカの内戦勃発(ぼっぱつ)へと発展していった。

2004年ごろからアメリカでは都市外部と都市内部で抗争が発生し始める。この抗争はどんどん拡大していき、各地でも暴動が発生する。2008年にはアメリカ合衆国は5つに分裂して内戦状態となる。また、世界オリンピックは2004年を最後に開催されなくなった。再び復活するのは2040年からである。

2011年、内戦のためにアメリカ合衆国は崩壊するが、翌年の2012年、アメリカ連邦帝国が建国される。

2015年、ロシア連邦がアメリカの「反乱部隊側(都市外部側)」につき、反乱部隊を援助するために、アメリカの都市部に核爆弾を投下する。このことにより核戦争となり、第3次世界対戦へと発展していく。

2015年はNデイと呼ばれる。Nは「Nuclear(ニュークリアー = 核)」のことを指しているらしい。

一方、中国でも2007年に暴動が発生し、軍が出動するが、中国ではこれ以降、軍が暴走し始める。アメリカの内戦に便乗して他の国へ軍事侵攻し、2015年までには台湾、朝鮮半島、日本を併合する。

中国軍はオーストラリアにも攻め入ったが、これはオーストラリアが中国軍を撃退する。しかしオーストラリアは、ロシアの核攻撃により、都市部が壊滅状態となる。

ロシアの攻撃は、アメリカ、中国、ヨーロッパをターゲットとし、特にヨーロッパは壊滅的に破壊される。アメリカが反撃をするが、2017年、30億人の死者を出した末に、ロシアの勝利によって第3次世界対戦は終了する。また、内戦の続いていたアメリカ国内でも、2020年、都市部の敗北によって内戦が終わる。新しい連邦政府が、ロシアの援助によって成立する。

アメリカの都市区分は「州」ではなくなり、内戦の時に分裂した5つの勢力によって構成されるようになり、社会主義国家のようになる。タイターのいた2036年の時点では、星条旗の星の数を5つだけにしようという議論も起こっているらしい。

アメリカの首都は変更され、現在のネブラスカ州オハマが新しい首都となっている。そして地球上のほとんどの国が社会主義国家になる。

タイムマシンは実用化されて2年になるが、その存在を信じていない人も多い。いくつかの国が数台所有しているが、一般市民はまだ利用出来ない。一般利用出来るようになるのは2045年からである。

タイターの住んでいる2036年の世界では、核戦争による放射能汚染がひどく、限られた地域でしか生活することが出来ない。各地で放射能による土壌汚染がひどいため、産地も確かめず気軽に食物を輸入することは出来ない。飲料水や淡水の確保も問題となっている。

人々は身を寄せ合ってコミュニティを形成し、自給自足の生活をしている。しかし、コミュニティにとって危険な人物と判断された者、コミュニティに損害をもたらしたり、身勝手と判断された者は容赦なく殺害されている。また、タイターが1998年に来た時に知った、巨大企業であるマイクロソフト、デル、グーグルは、どれも存在していないらしい。

エイズとガンの治療薬はいまだに開発されていない。環境汚染と治安の悪化により、人間の平均寿命は60歳以下になっている。

第3次世界対戦以降、それぞれの国は孤立化していき、国同士の交流が激減する。国際的な航空便はあるものの、2000年の時に比べるとその数は極端に減っている。

終戦後も核兵器がなくなったわけではなく、まだまだ世界中には核も大量破壊兵器も数多く存在している。タイターのいる時代は、まさに終末の様相を思わせる世の中だという。

ただ、これらの歴史が我々の世界でも繰り返されるかというと疑問で、タイターのいる世界では2000年問題で大きな混乱が起き、それが後の第三次世界大戦につながったというが、こちらの世界ではほとんど何も起きなかった。

2000年を基準にしても、タイターのいる世界とこの世界では、未来が大きく変わっている。タイター自身も、「自分が未来に関する出来事を書き込んだ時点で未来が変わってしまうために、自分が見てきたものとズレが生じる。」と発言している。

本日(2012年11月28日)「未来人ジョン・タイターの大予言」という本が届いた。ぱらぱらと捲って読んでみたが、内容は期待外れで幼稚な内容だが、都市伝説としては面白い。謎というものは何でもかんでも解明されれば良いというものじゃ無い。未知なる世界に夢を膨らませる事の方が楽しいし愉快だ。

予言が当たらないのは、第四神相が未来を変えるからでもある。有名な預言者と言えばノストラダムスだが、彼の予言の的中率もかなりのものだ。ジョン・タイターの予言、と言うか歴史の記述も此の世界と似通っている。他にも多くの預言者や占い師が世界的規模の事件や事故を予言して来た訳だが、元々未来で起こる重大な事件や事故の中でも、そのまた先の未来の人類にとって、重大な問題を引き起こしかねない事件や事故(天変地異を含む)は、第四神相が先回りしてそれを避けるので、予言者たちの予言は外れる事になる。特に限定時代に入ってからの地球では、未来を書き換える作業が急ピッチで行われている。未来を変えるには、過去の因縁つまり歴史を変える事が基本だと言った筈だ。過去の歴史を因縁解法で変える事で、これから選択する未来が変わる。

我々から見るジョン・タイターやノストラダムスへの見解は、人間の見解とは大きく違いがある。個人差があるので一概には決められないが、例えば私が8年後の2020年8月に、富士山が大噴火すると予言したとしよう。この予言が当たったと言って貰えるとしたら、誤差はどれくらいまで許されるだろうか?もし2022年に大噴火したらそれでも人によっては凄いと言ってくれるだろうか?この事は予言は事柄によっても違ってくる。来年恋人が出来ると予言して、再来年に恋人が出来たら予言は外れたと言われる筈だ。

予言が的中したと言って貰えるには、事案にもよるが社会を揺るがすほどの大きな予言なら前後数年、個人的な出会いなどなら前後一年以内、もっと些細は事なら数ヶ月から数日が許容範囲だろうか。それでも一つや二つでなく複数の予言を前後の誤差の範囲内で的中させる事ができれば、預言者として成立するのかも知れない。

第四神相から観察すると、ノストラダムスやマヤ人などの予言の的中率は目を見張るものがある。何故なら、第四神相と人間とでは時間の認識が違うからだ。人間界での一日に相当する時間は、第四神相では人間界の約30年と言う事になる。例えばノストラダムスの有名な予言に「1999年7に月天から悪魔の大王が降ってくる」というものがある。此の場合、頭の固い連中は原書の原文の事を持ち出して反論したいだろうが、象意をもっと勉強してからにして欲しい。話を戻すが、予言は1999年だからそれにプラス30年を前後に与えると、1969年〜2029年の間で予言が的中すれば予言が見事に的中したと思える訳だ。

30年の差が生まれてしまう理由は、第四神相では人類が最初に地上に生まれた日から現在までの歴史を、巻物にして上から眺めていると想像して欲しい。因みに人類誕生は約600万年〜700万年前の出来事だ。人類の歴史と言う長い尺度で時間を見れば30年という時は非常に短いもので、30年前後の誤差で大きな予言が当たると、かなりの精度だと判断する

▼タイターの使用しているタイムマシン



タイターが使っているタイムマシン・C204型の一部。 タイターの使っているタイムマシンは、重力制御装置であり、これを車などに搭載して使用する。 移動先の年月日、時刻を入力して装置を稼動させる。装置が加速していくにしたがって周囲がだんだんと暗くなっていき、やがて真っ暗になる。10年の時を移動するのに約1時間かかり、周囲が明るくなるとタイムトラベルの終了である。

だがこの時、問題になってくるのが、移動した先の「場所」である。地球も太陽系も移動しているため、通常にタイムトラベルしただけでは、着いた過去の世界は宇宙空間、ということにもなってしまう。

こうした事態を防ぐために、タイターのマシンには、地球上での空間座標を特定する機能がついている。これは現在地の重力を正確に測定して地球上での空間座標を割り出し、過去の世界でも同じ場所に移動することが出来る機能である。

また、タイターのタイムマシンは、過去でも未来でも移動先に60年以上を設定すると世界線のズレが大きくなり過ぎてしまい、全く異なる世界へ着いてしまう。全く異なる世界とは、自分たちが知っている歴史とは大きくかけ離れた歴史を持った世界であり、このようなことにならないよう、タイムトラベル出来る範囲は60年と設定されている。

移動した時に世界線のズレが生じるのは、自分が元いた未来の世界線へ帰る時も同様で、全く同一の世界へ帰れるわけではない。

少しでも少ない誤差で帰還するためには、一度自分がやってきた時間と場所に戻る必要がある。タイターの場合であれば、まず1998年に戻り、そこから1975年に戻ってから、2036年に戻ることになる。なお、タイムマシンとは重力制御装置であり、潮汐(ちょうせき)力が地球の重力に影響を与えているため、帰還するタイミングは1年に2回しかないという。



タイターの一問一答の内容は子供染みていて、ハリウッド映画さながらの詰めの甘さが見え隠れする。記憶を頼りに多少の味付けを加えたなら、少しは自分の力量に話を合わせた方が良かったようだ。

此のタイムマシンの根拠はよく分からないし、タイムマシンに乗って来たという発言は、100%ジョン・タイターの勘違いによるものだ。彼がタイムマシンに乗って来たと言う根拠は、人間の脳の仕組みや四魂の記憶によるものだ。彼は本線では無い並行宇宙(パラレルワールド)の住人と言う事もあり、異界の記憶が蘇った事で現界の記憶と混ざり合い、自分は未来から来たのでは無いかと勘違いを起こしている。このように、色々な事が起きるものだから世界は面白い。

▼タイターは本物の未来人か

タイターは、多くの書き込みを残したが、結局予言の部分が一番大きくクローズアップされ、はずれたものが多いので「偽物だ」と主張する人たちが多い。だが否定派の意見としても「自分は信じない」といった類(たぐい)のものであって、タイターのことを理論で詰めていって偽物だと結論づけられた人はいない。

はずれた予言にしても、タイターは自分のいる世界のことを書いたのであって、この世界とは世界線のズレがあると言っている以上、それは予言ではないのだが、未来から来たとも言っている以上、ほとんど予言の当たりハズレだけで本物の未来人かとうかを判断されている。

しかし当たった予言もあり、また、時間旅行の概念や歴史干渉、タイムパラドックス、世界線の概念など、理論の部分もしっかりしており、知識も相当なもので、タイターを本物の未来人だと信じている人も多い。

もちろん、このファイルは、タイターを本物だと断言するものではないし、信じる人が多いから本物だという理論も成り立たない。といって偽物だとも言い切れない。

タイターは今では完全にネット上からは姿を消してしまったが、タイターが去ってから2年後である2003年1月、フロリダの弁護士事務所に、タイターの両親を名乗る夫婦が5歳の子供を連れて訪れた。子供の名前はジョン・タイターだと言う。

この夫婦は、インターネット上でのタイターの発言と、質問者たちとのやり取りの全記録や、タイターが語った内容の証拠となる物件などをこの弁護士に預けた。

これらのものは後に書籍「JOHN TITOR A TIME TRAVELER'S TALE」として出版された。本は出版されたが、母親を名乗る人物は、平穏な生活を送りたいとの理由から本名は明かさず、彼との関係を断ちたいと語っている。

タイターの登場によって、本を出版した両親や弁護士には思わぬ収入があったが、当のタイター本人は、書き込みをしただけで去っていってしまった。

特に金銭目的というわけでもなく、このあたりがタイターの行動に疑問を感じるところで、タイターが仮に現代人のイタズラであったのならば、大量の書き込みをしたりユーザーたちとの山のようなやり取りを行った目的は何だったのだろうか。

「面白いからやった。」というわけでもないだろうが、もしタイターが偽物であった場合、嘘がバレた時点で社会的に非難を浴びることは目に見えている。

偽物ならばその動機もよく理解出来ない。しかし本物の未来人であれば、夢のある話ではある。(2012.04.04)


その通り夢は消したくは無い。タイターの言った事は、大筋で真実だと言えるし、確かに何らかの理由により、並行宇宙(パラレルワールド)を旅して此の本線の並行宇宙(パラレルワールド)に輪廻転生した事に変わりは無い。

金銭目的でも何でも無い。其処に有るのは真実だけだ。昨日、府君庁よりジョン・タイターの調査結果を貰った。四魂の種類は四魂自体の秘密だから明かせないが、系統は分かってきた。仙人と呼べるかは微妙な状態だが仙人と関係のある人だ。仙人の所属や系統は、たとえ仙界同士でもお互いに干渉しては成らない決まりがある。日本の仙界に記録は無く、それなら中国盤古神界なら知っているかと思って調べて貰ったが、中国仙界にも記録が無いとの回答だった。それなら大凡、尊霊経験者と言う事と、時間の行き来が得意な連中と言えば残るはマクリン族(魔術師マーリン)しかいないという結論に至る。

神政館を一人でも多くの縁者と縁を繋ぐ方法として、ブログ読者には手を煩わせるが、神政館のサイト〔螺神梁サイトを含む〕・ヤフーブログ両方にブログを挙げる事にする。


陰陽師・神政館 館長:山下款二